「自転車のおじさん」

人間を推し量る基準の話し。


「空き缶を集めてお金に換える人」がいます。

着てる服装は、お世辞にもきれいとは言えない。

いつも、空き缶を回収する際に乗っている自転車もボロ。

けっして品があるとは言えない顔立ち。


 でも、この人は、いつもゴミ置場を清掃しています。

 なぜなら、自分の生活の糧を得る場所だから。

 なぜなら、それが「地域」との最大唯一の接点だから。



「小中学生の勉強を教える塾の講師の人」がいます。

ノリの利いたシャツに、オシャレなネクタイ。

通勤には、こだわりの伺える欧州車を乗っています。

生徒への挨拶も、それは元気で、キビキビした立ち振る舞い。


 でも、この人は、いつもゴミの出し方を守りません。

 なぜなら、自分にとって興味の無い場所だから。

 なぜなら、それは自分の利害に関係しない、
             テリトリーの外のことだから。


私は、自転車のおじさんを尊敬したりしません。

  でも、いつも感謝しています。

私は、塾の先生のことを、まったく知りません。

  でも、いつも侮蔑しています。


誰も見ていないところで取る行動に、
      その人間の真の品格が現われる。


昔の偉い哲学者が、そんなことを言っていたような気がします。

                                                                                                                • -

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