被災地から頂いたメール - 明福興産（株）社長の日記　いつか来た道　目指す道

今週の週末で震災から早5ヶ月です。

今日、福島県いわき市で、弊社と同じ不動産業をされている
ある会社の社長様からメールを頂戴いたしました。

同じ会社のシステムを利用する縁で、
システム開発会社の呼び掛けに応じて、
心ばかりの義援金にご協力させていただいたことへの
お礼を送ってくださいました。

この社長様の会社は、直接的な震災被害と言うより、
原発事故の被災者と言えるでしょう。

3月11日から、月日はどんどん過ぎていきますが、
過ぎ去る時間に取り残されたような思いをされている方々がいることを、
私たちは忘れてはならないと思います。

あの日から5ヶ月目を前にして、
今回いただいたメールをシェアさせていただきます。

（一部、プライバシー情報にかかわる箇所を加工しております。
ご了承願います）

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Sent: Tuesday, August 02, 2011 11:22 AM
Subject: ＠dream義援金のお礼です。

福島県いわき市に事務所を構えている＠dreamユーザーで
○○○○の○○と申します。
先日、「＠dream義援金」として義援金を頂きました。

御社様から協賛して頂いていることを聞き、
失礼かとも思いましたが一言お礼を言いたくてメールしました。

3月11日以降、いわき市内の空いている賃貸物件は
福島第一原発周辺からの避難者向けの福島県借り上げ住宅となった為、
今現在空き物件がまったく無く
市内で賃貸を主力にしている不動産会社はどこも休業状態です。

それでもまだ困り果てた避難者が住む所を探して
交番にまで足を運んでいます。

仮設住宅の建設もなかなか進まず
当社の事務所がある泉町ではこれから建設が始まる状態です。

市内の旅館やホテルの多くは避難者だけでなく、
東電関係の原発作業員の宿舎として使われています。

津波で市内の海岸沿いの住宅は軒並み破壊されましたが、
津波の影響がない地域でもいわき市は震災以降、
原発の影響で人も街も変わってしまいました。

普通に毎日の仕事ができる事が
どんなにありがたいことだったかを痛感しています。

早く原発が終息してくれることを願うばかりです。

最後になりましたが
御社様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

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やり場のない、じれったい気持ちに締め付けられます。
せめて、今日一日を、大切に生きよう。
そう思います。

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